配当利回り加重平均 - リスクを減らしつつリターンも狙う手法 -
今回は現物個別株の投資手法について考えます。
まずは「解決すべき課題は何か」から考えていきます。
結論からお伝えすると、私にとって最優先事項はリスクを減らすことです。
ここでいうリスクは値動きの大きさという意味ではなく一般的な意味でのリスクです。
最初の投稿でもお伝えしましたが(https://tomoya-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post_8.html)、
そもそもの投資の目的の1つは安心して老後を過ごすことですので、
大きなリスクを取っている状態は目的に反してしまいます。
リスクを減らすために次の5点を実践しています。
・割安のときにエントリーし、割高になったら一部利確する
・長期で保有したい銘柄にしか投資しない
・"配当利回り加重平均"で運用する
・銘柄を適度に分散させる
・総資産の30~40%というリバランスの目安を守る
1点目について。
割安のときにのみエントリーすることで、そこからさらに下げる余地を減らしています。
そして株価が上昇して割高になれば売られやすくなり、
個別株の下落は一般的にインデックスよりも激しいため、
損失を回避する意図で少しずつ利確します。
一気にすべて利確しないのは、強い上昇トレンドでは割高になってもその後しばらく上昇し続けるケースもあるからです。
割安か割高かは、
日足RSI(9日間)が30以下を割安、70以上を割高の目安としています。
RSIは14日間で見る方も多いかと思いますが、
それよりもトレード回数を少し増やして細かくボラティリティを取れることを期待して、
私の利用している証券会社のトレードアプリで日足の短期RSIとして使用されている9日間にしています。
2点目について。
エントリー後に株価が下がる場合、想定が外れたということで損切りする考え方もありますが、
長期で保有したい銘柄への投資であればむしろ安く買えるチャンスと考えることができます。
短期的なテーマ株は大きな利益を出せることもありますが、機会損失は実現損ではありませんので触っていません。
なお、長期で保有したいと思っていた理由がなくなれば売ることになるので、タイミングによっては損切りをすることになります。
3点目の"配当利回り加重平均"について。
これは私の造語ですが、要するに配当利回りが高いものほど多く保有するという手法です。
株価が上がると配当利回りは下がるため、
RSIが高くて利確する際には、利回りが下がった分だけ利確します。
また、株価が下がると配当利回りは上がるため、
RSIが低くて買い増す際には、利回りが上がった分だけ買い増します。
そうするとこれまでにお伝えした、
株価が上がると需給で売られやすくなるので損失回避のために一部利確するという考えと、
株価が下がるほど安く買えるチャンスであるという考えの
いずれにも沿った行動をすることができます。
さらに、一般的に暴落時には配当利回りの高さが魅力となり高配当株が買われやすい傾向にあるので、
配当利回りが高い銘柄ほど多く持つのは暴落時に資産を減らしづらい戦略にもなっています。
市場が暴落した後に低迷期間が長く続いても、
ポートフォリオ全体の配当利回りが比較的高いためインカムゲインも多くなりやすいです。
なお、買値における利回りを用いる手法も世の中にはありますが、
一個人の買値と株価の値動きには関連性が乏しいので、
あくまでリアルタイムの株価における利回りで投資判断を行っています。
「長年持っている間に増配によって買値における配当利回りが8%を超えた!」ということにあまり意味はなく、
結局その資金をどこにどれだけ置いておくかを都度考え続けるのが合理的です。
4点目の分散について。
銘柄やセクターを分散することでリスクも分散できますが、
銘柄を増やすほど上記の運用は複雑で大変になります。
また分散することを意識し過ぎてそれほど期待していない銘柄に投資するのは本末転倒です。
私の場合はおよそ20銘柄であれば運用の手間も許容範囲内であり、かつ投資したい企業を概ねカバーできます。
5点目の「総資産の30~40%にする」について。
以前の投稿でお伝えしたように(https://tomoya-stock.blogspot.com/2025/07/blog-post.html)、
現物の日本個別株は総資産の30~40%を目安にリバランスしています。
総資産に対する比率を調整することでリスクをコントロールしているので、
総資産に占める割合を常に意識して売買のロットやRSIの閾値を流動的に決めています。
以上の5点をまとめると、私の現物個別株の投資手法は次のようになります。
長期で保有したい約40銘柄を、
日足RSIが低いときに少しずつ買い、高いときに少しずつ売る。
そのRSIの閾値やロットは、配当利回りが高い銘柄ほど多く持っている状態かつ、
個別株全体の評価額が総資産の30~40%になるよう調整する。
それでは信用取引の手法を考えていきますが、
長くなったので続きは次の投稿にて…
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